【講評】水落 立平

■1位 古川 龍太郎
日本の伝統である「水引」を使用したのが素晴らしいですね。
ぱっと見のインパクトと、日本の伝統、そして造作と非の打ち所がありません。

 

■2位 くるみ
風車の装飾に「和」を感じました。
曲の後半に風車が回転したら1位は間違いなかったと思います。

 

■3位 riko
個人的に光りモノが大好きです。
曲調と光り方が連動したら1位は間違いなかったと思います。

 

■回転したらよかったで賞 堀江一義
メタリックなボディはスマホの小さな画面でも、非常にインパクトがありました。
曲の後半に歯車が回転したら1位は間違いなかったと思います。

 

【総評】
おかげさまでインターネット篠笛コンテストは今年で6回目、5周年をむかえました。
僭越ながら、わたくし水落立平が新素材篠笛「環」のデコレーション審査を務めさせていただきました。
エントリー情報リリース時には「篠笛にデコレーションするのには抵抗感がある」とのご意見をいただきましたが、新素材篠笛「環」の開発者ゆえ、どうかお許しください。
音や音楽は考慮せず、「環」のデコレーションに関することのみを審査させていただきました。

審査のポイントは以下、2点です。
・スマホの画面サイズでわかるインパクト
・簡単には真似できない造作

以上となります。
結果はシンプルに、初見のインパクトで決めさせていただきました。

今回のコンテストは、開催期間中、約76,000ページビューを超えていました!
今まで篠笛界隈で、これだけのページビューを稼ぐサイトは他にはなかったんじゃないでしょうか?(わかりませんが…)
新規ユーザーが約10000人でした。これををリアルのコンテストでやろうとすると、さいたまスーパーアリーナを貸し切ってやるしかありません。
これがインターネットのチカラですよね。
僕の想いは、できるだけ多くの人に篠笛の魅力を届けたいのです。
だからこのコンテストはやってよかったな、と心から思っています。

今回のコンテストは日本、アメリカ、イギリス、ブラジル、ポーランド、ロシア、オーストラリア、コロンビア、タイ、チリ、台湾、ウクライナ、メキシコ、カナダ、中国、フランス、インド、ブルガリア、ボリビア、シンガポール、アルゼンチン、インドネシア、マレーシア、ニューカレドニア、フィリピン、ベトナム、UAE、ドイツ、イタリア、韓国、マカオ、ニュージーランド、ベルギー、スイス、デンマーク、香港、カンボジア、オマーン、トルコ
なんと、全39の国と地域からアクセスがありました。
国境を超えて篠笛の魅力を発信できたことは嬉しいですね。
それだけでもやった甲斐がありました。

最後になりますが「インターネット篠笛コンテスト」は今年で終了いたします。
今までエントリーしてくださった方々、審査してくださった先生方、投票してくださった世界中の皆さまに、心から感謝申し上げます。

私はコンクールが、嫌いでした。
中学、高校と吹奏楽部で、その後、音大に進学。ずっと審査される側でした。
音大を卒業後も、和太鼓チームの講師として、コンクールで教え子たちがとても辛い思いをしてきました。
でも「コンクールが嫌い」というのは簡単で、誰でも言えますよね。

「僕だったらこうしたい」

その想いを1つのカタチにしたのが「インターネット篠笛コンテスト」でした。
私がコンテストをやる上で、3つの点にこだわりました。
・密室で審査しない(審査員同士が会って会話しない)
・審査員、課題曲は毎年変わりコンテストの傾向を作らない(傾向ができればコンテストは攻略するものに変わってしまうから…)
・一般投票で民主主義を導入。世界中から見られる(見られている)

コンテストの傾向を作らなければ、毎年、新たなスターを生むことができると思いました。
本当に公平なコンテストとは?僕の1つの答えが「インターネット篠笛コンテスト」です。
100%公平というのは多分、不可能だと思います。
でも、目指す努力はしてもいいですよね。

本コンテストを始めた2014年当初は、篠笛のコンテストは他にありませんでした。
しかし今では、青森の「横笛コンクール」や「Twitter篠笛コンテスト」など、新たなコンテストが生まれました。
心から嬉しいですし、全てを「俺が、俺が」という気持ちは毛頭ありません。
情熱をもって取り組んでくださる方々に、心からお任せしたいと思っています。

僕が今まで、そしてこれからも最も重要視することは「体験」です。
今後も、今までにない、そしてなにより楽しい、体験型の篠笛コンテンツをご提案していきます。
細かいことは抜きにして「みんなで篠笛で幸せになれたらいいな」と思っています。
これからも僕の活動を見守ってくださったら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

水落 立平